業務用エアコンをオフィスに取付ける場合には

これからオフィスに業務用エアコンを取付けたいと思っているかもしれませんが、一言でオフィスといっても様々な環境に分かれることでしょう。事務所のような狭い空間もあれば、ビルのワンフロアを全て使っている部屋もあります。オフィス用の業務用エアコンを取付ける場合に重視したい事は、オフィスのサイズに見合った出力のものを選ぶことです。その際には、広さだけではなく、建物の構造にも十分な注意が必要です。

建物の構造は、業務用エアコンの効率性以外にも、設置場所にも大きな影響を与えます。建物の断熱性能が弱ければ、オフィスサイズに最適だと言われている出力よりも高い能力を持つ機種を選ぶことが求められます。ビルのかなり上の階にあるオフィスであれば、通常のものを設置したとしても効きが悪くなる可能性も考えられるでしょう。オフィスの環境をまずはよく把握した上で、それに見合ったものを取付けることが求められます。

またオフィスビルにおいては、部屋の間仕切り、室外機の置き場所により、おけるエアコンの種類が限られる可能性も考えられます。室外機を置くスペースが制限されるのであれば、マルチタイプの選択も視野に入れます。マルチタイプとはどのようなものなのかというと、室外機は1台で複数の室内機を設置できるものです。特に床面積の広いオフィスには最適なタイプと言えるでしょう。

ランニングコストを下げる効果も期待できるものです。室外機の数が少なければ少ないほど、エアコンの設置費用を安く済ませることが可能です。