業務用エアコンの修理と交換はどちらが良いのか
一般的に業務用エアコンはそれなりにまとまったお金が必要になる高価な商品であるため、万が一故障に至った場合には、すぐに交換しようという判断にはならないはずです。できることならば修理してあと何年かは使いたいと多くの人が思うことでしょう。とはいえ実際に業務用エアコンが故障した場合には、交換と修理のどちらが良いのかをしっかりと判断することが大切です。結論からすると、設置してある業務用エアコンが、購入から10年以上経過しているのであれば、それは交換のタイミングと言っても間違いありません。
一般的に業務用エアコンのメーカーの保証は、3から5年程度で設定されています。このようなことから保証期間がとっくに過ぎているようであれば、修理のための代金もかなり高額になることが予想されます。保証の内容によっても異なるものの、心臓部分でもあるコンプレッサーが故障していたり、冷媒ガスが漏れているなどの場合には、修理を依頼しても数十万円かかることもあります。修理をして寿命を少し延ばすのであれば、交換をして新品にしたほうが長期的にはお得です。
さらには業務用エアコンには、部品の保管期間も設けられています。この期間が過ぎると、修理に必要となる部品がなくなっている可能性も考えられます。部品の保管期間が10年と設定されているメーカーがほとんどで、たとえ期間内であったとしても、製造年が古ければ部品もなくなっていることがあります。このようなことから年月がかなり経過している場合には、潔く交換した方が良いでしょう。